専門解説DV・モラハラ
それはモラハラかもしれない。距離の取り方を考える
身の危険を感じる場合は、まず安全の確保を最優先してください。
- 緊急時は110番(警察)へ。
- DV相談ナビ「#8008」(全国共通・24時間)で、最寄りの相談機関につながります。
- 配偶者暴力相談支援センター、法テラス、お住まいの自治体の相談窓口も利用できます。
このカテゴリーの記事は、話し合いによる関係改善を勧める前提では書いていません。まずは安全と、信頼できる相談先につながることを優先しています。
モラルハラスメント(モラハラ)は、身体的な暴力を伴わないため、当事者自身が「これはモラハラなのか、ただの夫婦喧嘩なのか」と判断に迷いやすいという特徴があります。まずは状況を客観的に整理してみることから始めましょう。
モラハラによく見られる特徴
以下の項目のうち、繰り返し・継続的に当てはまるものがあるかを確認してみてください。単発の出来事ではなく「繰り返されているか」が一つの目安になります。
- 人格や存在そのものを否定するような発言をされる(「お前は何もできない」など)
- 何かにつけて相手を責め、自分の非を認めない
- 無視や沈黙によって相手をコントロールしようとする
- 相手の交友関係や外出、お金の使い方を過度に制限する
- 「お前のせいでこうなった」と原因を一方的に押し付けられる
- 人前とそれ以外で態度が大きく異なる
モラハラかどうかの判断より、まず自分の状態を確認する
「これがモラハラかどうか」を明確に判断することよりも、今の自分の心身の状態を確認することが重要です。以下のような状態が続いている場合は、関係の見直しを検討する段階にあるといえます。
- 常に相手の顔色をうかがっている
- 自分の意見や感情を口にすることが怖い
- 自己肯定感が著しく下がったと感じる
- 眠れない、食欲がない状態が続いている
話し合いだけで解決しようとしない
モラハラの関係では、加害側との「話し合い」がさらなる支配や否定につながることがあります。無理に一人で解決しようとせず、専門機関や第三者に状況を話すことを検討してください。
- 配偶者暴力相談支援センター、法テラス、自治体の相談窓口など、公的な相談先があります
- 心身に強い負担を感じている場合は、公認心理師・臨床心理士など専門家への相談も選択肢です
- 緊急性を感じる場合は、迷わず警察(110番)に連絡してください
この記事を読んだ次に
- 相談先の違いについては、相談カテゴリーの記事もあわせてご覧ください。
- モラハラを理由に距離を取った人、離婚を選んだ人の体験談は準備中です。近日公開します。
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