産後クライシスで離婚も考えたが、私たちは夫婦に戻れた
この体験談は、編集部が複数の実例を組み合わせて構成した創作ケースです。特定の個人への取材に基づくものではありませんが、実際によく聞かれる悩み・葛藤・選択のパターンをもとに作成しています。
年齢
30代後半
性別
女性
結婚年数
6年
子どもの有無
1人(未就学児)
悩み
産後クライシスによる夫への気持ちの冷え込みと、離婚の検討
最終的に選択したこと
夫婦カウンセリングを経て、関係を立て直す
出産から半年ほど経った頃、夫と一緒にいることがただただ苦痛になっていました。頭のどこかで、離婚という言葉が具体的に浮かぶようになっていました。
きっかけ
夜泣きへの対応も、体調不良のときの家事も、ほとんど一人で抱えていました。夫に不満を伝えても「自分なりにやっている」という反応が返ってくるだけで、話し合いにならないことが続きました。
当時どう感じていたか
「この人と一緒にいる意味が分からない」という気持ちが強くなり、実家に戻ることや、離婚した場合の生活について、一人で調べるようになっていました。夫に対する怒りというより、諦めに近い感情でした。
誰かに相談したか
一度実家の母に相談したところ、「感情的になっている今、大きな決断をする前に第三者に話を聞いてもらったら」と勧められ、夫婦カウンセリングの存在を知りました。夫に切り出すのは勇気が要りましたが、「これで最後にしてもいい」という覚悟で提案しました。
どのような選択肢を考えたか
別居して距離を置く案、実家に戻って離婚に向けて動く案、そしてカウンセリングを受けてから改めて考える案の三つを検討しました。子どもへの影響を考え、いきなり別居や離婚に進む前に、一度専門家を交えて話す機会を作ることにしました。
最終的に何を選択したか
夫婦カウンセリングに数回通い、私が一人で抱え込んでいた負担と、夫が「頼られていない」と感じていたすれ違いを、それぞれ言葉にする時間を持ちました。カウンセラーを介することで、責め合わずに状況を整理できました。
その結果どうなったか
すぐに気持ちが元通りになったわけではありませんが、夫が育児の具体的なタスクを引き受けるようになり、「一人で全部やらなければ」という緊張が少しずつ緩んでいきました。今では、産後の一番つらかった時期の話を、夫婦で振り返って話せるようになっています。
現在どう思っているか
あのとき勢いで離婚を選んでいたら、と考えることもあります。それが正しかったとも思いませんが、少なくとも私たちにとっては、第三者を交えて一度立ち止まったことが、関係を続ける上での分かれ道だったと感じています。
同じことで悩んでいる人に伝えたいこと
離婚を考えるほど追い詰められている場合、それ自体は決しておかしなことではありません。ただ、感情が高ぶっている状態で一人で結論を出す前に、夫婦カウンセリングのような第三者を挟む選択肢があることも知っておいてほしいと思います。
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