セックスレスだけど離婚しない。それが私たち夫婦の答えだった
この体験談は、編集部が複数の実例を組み合わせて構成した創作ケースです。特定の個人への取材に基づくものではありませんが、実際によく聞かれる悩み・葛藤・選択のパターンをもとに作成しています。
年齢
30代後半
性別
女性
結婚年数
11年
子どもの有無
2人
悩み
3年間のセックスレスと、夫への気持ちの変化
最終的に選択したこと
解消は目指さず、夫婦関係を継続
結婚当初は、ごく普通の夫婦だったと思います。お互いに忙しい時期もありましたが、会話は多く、休日はよく二人で出かけていました。変化が始まったのは、二人目の子どもが生まれてからです。
きっかけ
下の子が生まれてから、生活は一変しました。夜泣き対応、家事、上の子の世話。夫も協力的でしたが、気づけば「夫婦」というより「共同経営者」のような関係になっていました。身体的な接触は自然となくなり、それが1年、2年と続き、気づけば3年が経っていました。
当時どう感じていたか
最初のうちは「今は仕方ない時期だ」と思っていました。でも1年を過ぎたあたりから、「このままでいいのか」という焦りに変わっていきました。夫を嫌いになったわけではないのに、パートナーとしての親密さが失われていくことへの寂しさと、それを言葉にすることへの気恥ずかしさがありました。
誰かに相談したか
友人には話しづらいテーマだったので、しばらくは一人で抱えていました。半年ほど経ってから、夫婦カウンセリングを受けている知人に勧められ、思い切って二人でカウンセリングを利用しました。
どのような選択肢を考えたか
カウンセリングの中で出てきた選択肢は「レスの解消を目指す」「今のままの形を続ける」「関係そのものを見直す」の3つでした。解消を目指す方法も提案されましたが、正直なところ、私たち二人とも、それに強いモチベーションを持てませんでした。
最終的に何を選択したか
最終的に選んだのは「セックスレスの解消を目指さず、それ以外の形で夫婦関係を続ける」ことでした。具体的には、月に一度は二人だけで話す時間を作ること、お互いの身体的な接触へのハードルを下げすぎないこと(手をつなぐ、隣に座るなど)を意識的に続けています。
その結果どうなったか
セックスレス自体は変わっていません。でも、以前感じていた「このままでいいのか」という焦りは、以前よりも小さくなりました。私たちにとって、夫婦の親密さは身体的な関係だけで測れるものではないと、少しずつ思えるようになったからだと思います。
現在どう思っているか
今でも、たまに寂しさを感じることはあります。それでも、無理に「解消しなければならない」と自分たちを追い詰めなくてよかったと思っています。
同じことで悩んでいる人に伝えたいこと
セックスレスを「解消すべき問題」として扱うことも、「気にしなくていいこと」として片付けることも、どちらも違うと思っています。大切なのは、夫婦二人でその状態をどう捉えるかを話し合うことだと感じています。
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