専門解説お金・生活
夫婦の収入格差、どう向き合う? お金の話し合い方
共働きが一般的になる一方で、夫婦間の収入格差は多くの家庭に存在します。金額の差そのものよりも、その扱い方をめぐるすれ違いが、夫婦関係に影を落とすことがあります。
収入格差が関係に影響する理由
収入が少ない側が引け目を感じたり、収入が多い側が家事や育児の分担に対して不満を抱いたりと、収入格差は「お金」の問題であると同時に「役割」や「対等さ」の問題として現れることがあります。特にどちらかが専業主婦・主夫になっている場合、家計の主導権や発言力の偏りとして意識されやすくなります。
よくあるすれ違いのパターン
- 収入が多い側が「自分が稼いでいるから」と発言力を強く持とうとする
- 収入が少ない側が、家事・育児という無償労働の価値を正当に評価されていないと感じる
- お金の使い方について、片方だけが我慢や制限を強いられていると感じる
どちらか一方の言い分だけが正しいということは少なく、双方の役割をどう評価するかという価値観のすり合わせが必要になります。
話し合いの工夫
家計を「稼いだ人のもの」ではなく「夫婦で作っているもの」として捉え直すこと、家事・育児の負担も金銭的価値として可視化してみることが、話し合いの出発点になる場合があります。感情的になりやすいテーマのため、定期的に落ち着いたタイミングで話す機会を設ける夫婦もいます。
お金の話し合いが難しいときは
夫婦だけで話すとどうしても感情的になってしまう場合は、ファイナンシャルプランナーなど第三者を交えて家計を整理するという方法もあります。お金の問題は、放置すると他の不満とも結びつきやすいため、早めに向き合うことが助けになります。
この記事を読んだ次に
- 離婚を考える場合のお金の全体像についても整理しています。
- ワンオペ育児が夫婦関係に与える影響も、関連するテーマとして参考にしてください。
同じ悩みで、違う道を選んだ人
同じことで悩んでいて、誰かに話してみたいときは
相談先を探す →