オープンマリッジを提案したい。話し合いで大切にしたいこと
オープンマリッジという選択肢を知っても、実際にパートナーへどう切り出せばいいのか分からず、一人で抱え込んでしまう人は少なくありません。ここでは、対話として成立させるための準備と伝え方を整理します。
「提案」であって「通告」ではない
オープンマリッジの土台は合意です。切り出す時点ですでに答えを決めていて、相手に受け入れさせようとする姿勢では、対話は成立しません。相手が拒否するという結果も含めて話し合う、という前提に立つことが出発点になります。
話す前に、自分の中で整理しておきたいこと
なぜこの形を考えるようになったのか、自分自身の言葉で説明できる状態にしておくことが大切です。「刺激が欲しいから」ではなく、「一人の相手に恋愛的な情熱のすべてを求め続けることに無理を感じている」など、具体的な違和感の正体を言語化しておくと、相手にも伝わりやすくなります。
伝え方のポイント
- 責めるような言い方(「あなたが満たしてくれないから」)を避け、自分の気持ちとして話す
- 二人の時間が十分に取れる、落ち着いたタイミングを選ぶ
- 一度で結論を出そうとせず、複数回に分けて話す前提でいる
- 相手の反応(驚き、傷つき、怒りなど)を否定せず、まず受け止める
相手が難色を示したら
多くの人にとって初めて聞く話であれば、戸惑いや拒否反応が出るのは自然なことです。その場で無理に説得しようとせず、時間を置いて改めて話す機会を作ることも選択肢の一つです。何度話し合っても合意に至らない場合、この形を選ばないという結論も、対話の正当な結果です。合意のないまま関係を広げることは、オープンマリッジではなく裏切りになってしまいます。
合意ができたら、次にやること
「話し合って終わり」ではなく、隠し事をしない、健康面に配慮する、夫婦の生活を最優先にするなど、具体的なルールを二人で決めておくことが、その後の関係を続けていく上で重要になります。ルールの作り方の実例は、関連記事で紹介しています。
この記事を読んだ次に
- オープンマリッジそのものの誤解と実態については、こちらの記事で整理しています。
- 実際にルールを決めながら実践している夫婦の体験談もあわせてご覧ください。
同じ悩みで、違う道を選んだ人
オープンマリッジとは何か。誤解と実態を整理する
オープンマリッジの意味や1970年代アメリカでの成り立ちから、浮気・セカンドパートナーとの違い、メリットと実践する上での課題、日本での法的な位置づけまで、よくある誤解を交えながら中立的に整理して紹介します。
セカンドパートナーとは、正直に打ち明けてから始まった
妻と合意してオープンマリッジを始めた男性が、秘匿性重視の出会いサービスは使わず、既婚であることや事情を隠さずに伝えたうえで、共通の趣味のコミュニティを通じてセカンドパートナーと出会うまでの体験談です。
夫婦以外の関係も、二人で決めたルールの中でなら
夫から他に好きな人ができたと打ち明けられたことをきっかけに、パートナーと率直に話し合いを重ね、夫婦以外の関係を認め合う「オープンマリッジ」という形を選んだ夫婦の体験談です。二人で決めたルールの実際を紹介します。
同じことで悩んでいて、誰かに話してみたいときは
相談先を探す →