えらべる夫婦
専門解説DV・モラハラ

それはDVかもしれない。身体的・精神的・経済的DVの境界線

身の危険を感じる場合は、まず安全の確保を最優先してください。

  • 緊急時は110番(警察)へ。
  • DV相談ナビ「#8008」(全国共通・24時間)で、最寄りの相談機関につながります。
  • 配偶者暴力相談支援センター、法テラス、お住まいの自治体の相談窓口も利用できます。

このカテゴリーの記事は、話し合いによる関係改善を勧める前提では書いていません。まずは安全と、信頼できる相談先につながることを優先しています。

DVというと身体的な暴力をイメージしがちですが、実際には精神的DVや経済的DVなど、目に見えにくい形もあります。「殴られていないから違う」と自分に言い聞かせているうちに、状況が深刻化していくケースも少なくありません。まずは状況を正しく知ることが、安全を守るための第一歩になります。

身体的DV

殴る、蹴る、物を投げつける、閉じ込めるなど、身体に直接的な危害を加える行為です。ケガの有無にかかわらず、身体的な力で相手を支配しようとする行為はDVにあたります。

精神的DV

怒鳴る、無視する、人格を否定する言葉を繰り返す、行動を細かく監視・制限するなど、言葉や態度によって相手の自尊心や自由を奪う行為です。「モラハラ」と呼ばれる行為の多くはこの精神的DVに含まれます。

経済的DV

生活費を渡さない、収入を管理させない、外で働くことを許さないなど、経済的な自由を奪うことで相手を支配しようとする行為です。逃げたくても逃げられない状況を作り出す点で、深刻な影響を及ぼします。

一つでも当てはまる場合は、抱え込まないでください

これらは組み合わさって現れることも多く、「自分の場合はどれに当てはまるのか」を一人で判断する必要はありません。身の危険を感じる場合はためらわず110番へ。緊急でなくても、DV相談ナビ(#8008)や配偶者暴力相談支援センターなど、公的な窓口に相談することができます。

この記事を読んだ次に

  • 実際に相談できる窓口の使い方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
  • モラハラの特徴をチェックリストで確認したい方はこちらもご覧ください。

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